筆下ろし

マイケル。そう、忘れてたよ。小学校1年生の頃、僕の家に猫が来た。
すごく尻尾が長い黒猫で、名前はマイケル。僕が名付けたんだ。マイケルジャクソンの存在を知って、何故かマイケルって名前が最高なんだって勘違いをして、家族の猛反対を受けつつも末っ子パワーでその黒猫はマイケルになった。
猫の可愛がり方を知らなかった僕は、マイケルが視界に入れば即座いに追い掛け回し、マイケルは僕が視界に入ると一目散に逃げ出した。部屋の隅にマイケルを追い詰めたある時、いつもはなんとか逃げだしていくだけだったのに、その時はソファから飛び掛って攻撃してきた。マイケルを攻撃させるまでに追い詰めてしまっていた。僕はびっくりして空中でマイケルを捕まえた。落ちたら怪我するって思ったから捕まえてあげたのに、途端に腕をさっくりやられてブン投げた。
ある日僕が高熱を出して寝込んでいると、ここぞとばかりにマイケルがトドメを刺しに来る始末。あわてて母さんが助けてくれたっけ。
そんな仲だったはずなのに、2枚だけ僕に抱かれて写っている写真がある。僕の腕から逃げ出そうと青い目を見開いて様子を窺っているマイケル。また君と追いかけっこがしてみたい。僕は尻尾の長い猫が未だに好きだよ。
と、本題でない事は以上です。
id:s_y_r_u_pさんからバトンってやつをもらいました。人生初です。ありがとうございます。嬉しいので書いてみます。なんかブログって感じですね。
本題なのに畳まれるとは。

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