GOODBYE HATENA と付ける勇気もない

こんな事を続けて僕はいったい何がしたかったんだろう。仲間がほしかったんだろうか。
中学の頃、メモ用紙にずらずらと文字を書きなぐっていたことがあるのだけれど、それから全く変わっていなくて愕然とする。
仲間がほしいだとか、共感してほしいだとか、そういった感情を満たすためにはアクティブになる必要があるのに、その意欲も度胸もない。
手に入れたいと思うとともに、とんでもない嫌悪感も同居している。
もともと人と仲良くなり辛い性格だった。
知っていたはずなのに、ここでなら、もしかしたらと思っていたのかもしれない。
30にもなって、僕の思春期は終わっていなかったのだ。
こんな文を少しでも興味を持って読んでくれる人と、傷を舐め合いたかったのか。
大人になった僕はお酒をのめるから、一緒に笑い飛ばしたかったのか。
それとも、僕は誰かに羨んでほしかったのか。
たぶん、一緒に時間をすごしたかったんだ。似たような誰かを思い、時代を共有したかった。そんな誰かを知りたかった。

憧れていた人がいなくなり、握ったと思った手がすり抜ける。色々なものが形を変える。僕らは、袖が触れ合う程度でも、心が通ったんじゃなかったのか。
さみしいな。僕はいつもこうだ。