情熱の真っ赤な薔薇を何に捧げられるだろうか

prosugi2008-06-28

メタルギアソリッド4をクリアしました。唯一金を払ってでもしたいと思うゲームでこのためにPS3も購入。すばらしいストーリーでした。ぜひPS1からやってもらいたい。
で、初回特別版?なのでしょうか?会社の先輩から特別映像ディスクを貸してもらったんですが、小島秀夫監督やら製作にかかわっている人達のインタビューと、開発風景などが入ってました。
僕もプログラマの端くれなんですが、小島プロダクションで働いている人たちとは意識に雲泥の差があることが発覚。
なんと小島プロの方々は少しでも良いものを世に出したいから辛いけどがんばるんだっていうスタンスの人しかいないんです...
リードプログラマの人が唯一製品にするために一旦安定バージョンを作らせてくれって言ってたくらい。まぁカメラを向けられてやる気の無い発言をする人なんていないでしょうし、いたとしてもカットされるんだろうけど、うちの会社はどうだ?うちの会社だけじゃなくて、うちの会社に協力社員としてきている人たちでも、ソフト開発をしている友達でも、とりあえず何とか無事終わってくれることを願ってるんじゃないだろうか?仕様変更が振られてきたら第一声は「ふざけんなよ」じゃないだろうか?バグを見つけても自分の担当箇所じゃなければ別にいいやって思わないだろうか?めんどくさい機能を作っているときには誰もこんな機能使わねぇよ...と思っていないだろうか?携わる製品に掛ける想いというのがどれほど大事なのかを理解させられました。
きっとはてなを作っている人たちも小島プロのように作ることが楽しくて仕方なく、喜んで仕様変更対応を行って、常に改善案を考えているような職場なんだろと思う。僕もそんなところで働きたい。今の職場がそうなるように努力するのか、自分のやりたいことを探すのか。