否定することの空しさの何たることか

ダサさの象徴

尾崎豊を否定できない風潮。
何も恐れずに言うのなら、音楽はロックンロールなんかじゃなくシャンソンに近いし、外見だって僕には劇団一人にしか見えない。
格好がダサいのは暗黒の80年代という時代のせいだとは言うものの、僕にとってはまったく憧れる要素がない。狂ったように使うロックンロールという言葉。自分こそがロックンロールだと言い、青臭い愛を説く。自分におぼれ薬におぼれ死んでいく。確かにしびれるような名曲、名シーンはあるものの、偶像化するのはどうかと思う。
そんなあの年代が大嫌いな僕。