読書まとめ。-Aug-

prosugi2009-09-03

8月の読書メーター
読んだ本の数:6冊
読んだページ数:1667ページ
読んでた本の数:2冊

▼読んだ本
ノルウェイの森〈上〉ノルウェイの森〈上〉
主人公が好き
読了日:08月01日 著者:村上 春樹
ノルウェイの森 下 (講談社文庫)ノルウェイの森 下 (講談社文庫)
登場人物がみな魅力的。特にミドリ。
読了日:08月06日 著者:村上 春樹
中田英寿 誇り (幻冬舎文庫)中田英寿 誇り (幻冬舎文庫)
金子達仁の勝ち
読了日:08月14日 著者:小松 成美
名探偵コナン 65 (少年サンデーコミックス)名探偵コナン 65 (少年サンデーコミックス)
推理の材料を出し切って、あとは考えれば分かるってところで終わるようにコミックを出してほしい。今回はそうなってるっぽい。考えよう。
読了日:08月24日 著者:青山 剛昌
ハムレット (新潮文庫)ハムレット (新潮文庫)
名台詞はそのままの形で書いてほしかった。to do or not to do. to be or not to beだっけ?
読了日:08月26日 著者:シェイクスピア
マクベス (新潮文庫)マクベス (新潮文庫)
短かった。なぜ王になれるって助言をもらった事で、王を殺そうと思うのかが僕には理解できなかった。マクベスとはそういう人間なんだって言われればそれまでだけど、僕はハムレットの心理のほうが理解できると思った。
読了日:08月28日 著者:シェイクスピア
▼読んでた本

マクベス (新潮文庫)マクベス (新潮文庫)
著者:シェイクスピア
夜のピクニック (新潮文庫)夜のピクニック (新潮文庫)
著者:恩田 陸

読書メーター

こんな事ができるなんて。読書メーター良いじゃないか。
ただ、感想文の文字数制限が短すぎる。ので、コレは9月に読んだ本に含まれるですが、素晴らしかったので忘れないうちに残しておきます。*1

夜のピクニック (新潮文庫)

夜のピクニック (新潮文庫)

恩田陸を読んでみよう と名前で買った光の帝国、全く理解できず。ハードカバーの帯を見て、ずっと読みたいと思っていたQ&A。やっと文庫になったと思って楽しみに読んだら全然自分に合わなかった。もう二度と読む事はないだろうと思っていた恩田陸。この本はid:air_rさんが紹介している記事を見て興味を持っていて、本屋に行ったら文庫版が平積みされていた。ちょうど読む本がなくなったという偶然も重なって挑戦する事に。
あんなに苦手だった恩田陸なのに、読み出したらとまらなくなった。僕はハズレ2作を偶然先に読んでしまっていたんだろうか。
読書メーターでは何も起こらない何も起こらないと皆さん口々に感想を言っていますが、起こり過ぎなほどすさまじい事が起こっているじゃないか!と僕は言いたい。歩行祭にかけた思いが!缶がカチリ、と音を立てた事が!!どれほどの事なのか!!こんなにも鮮明に想像し、体感する事ができるじゃないか!!!と叫びたいほどに名作だと思いました。

「そう。もっと夜中に言おうか、黙ってようかとも思ったけど、団体歩行の残り時間もどんどん少なくなっていくし、おまえ、テニス部の連中と歩くだろうから、今のうちに言っておこうかと思って」
「ふうん。いいよ」

というくだりがある。「おまえ、テニス部の連中と歩くだろうから、」って台詞が書ける作家が面白くないわけがない。そしてその返しが「ふうん。いいよ」だ。
僕がこの小説を読んでいる間ずっと感じていた事は、羨ましさだった。高校時代をともに歩んだ、絶対的な、気の置けない友達を持っている人に対する羨ましさ。自分には一緒に歩いてくれる人がいたんだろうか?なんて事を考えてしまう。いや、高校時代にはいなかった。そう感じているから羨ましいんだ。
とにかく、この台詞は最高だった。言ってしまう、言わされてしまう側の気持ち。気付きながらも言及しない、できない気持ち。それを理解してそのまま話を進めてしまう気持ち。そんなものを感じるのは、ただ僕が憧れてるってだけの話なのだろうか。

*1:僕って文章長いんだろうか?