読書まとめ。-Sep

遠い客先のところに常駐するようになって、電車に乗っている時間が長いもので読書が進む。いいような悪いような...。ホントなら自転車で5分のところに会社があるのに...。まぁ、いいです。雨ですね。
9月の読書メーター
読んだ本の数:7冊
読んだページ数:2429ページ

夜のピクニック (新潮文庫)夜のピクニック (新潮文庫)
素晴らしい。光の帝国、Q&Aがまったく肌に合わず、もう二度と読む事はないだろうと思っていた恩田陸。ちょっとしたきっかけでこの本に興味を持って、読み始めたらとまらない。ずっと隠していた事を告白する時の気持ち。ずっと知らなかった事を伝えられる時の、相手が本性をさらけ出してくれた時の気持ち。色んな感情。切なさ。青春。ただただ羨ましく、ずっと物語が終わらなければいいのにって思った。
読了日:09月02日 著者:恩田 陸

六番目の小夜子 (新潮文庫)六番目の小夜子 (新潮文庫)
なかなか面白かった。けど、最後の壮絶なシーンを作るきっかけのために作られた登場人物を都合よく動かしすぎ。そして何故小夜子はそれをさせたかったのか、理解不能
読了日:09月09日 著者:恩田 陸


ナインティナインのオールナイトニッ本 (vol.1)ナインティナインのオールナイトニッ本 (vol.1)
最近は電波が入らなくて聴かなくなってしまったけれど、ほんとに木曜深夜が待ち遠しかった。全部そろえます。
読了日:09月15日 著者:


中田英寿 鼓動 (幻冬舎文庫)中田英寿 鼓動 (幻冬舎文庫)
「誇り」に著者自信の描写があんなにも多かったのは、この本と、この本の解説を書いた重松清さんのせいだったのか と納得。内容は、中田を取り巻いた真実が書かれている。知らなかった事が沢山あった。  ただ、バーバーリーのコートは似合っているとは思えない。それを着るには若すぎたのか?今ならキット似合うでしょう。
読了日:09月16日 著者:小松 成美

敗因と敗因と
もうさ、素直にジーコがクソだったって言えばいいのにって思いました。自分で責任を背負い込みたがるのが日本人なのかもなぁと思う。ヒディングが監督だったらどんなに良かったかって章もあり、間接的にそういってはいるけど。2002年に感じたワクワク感が2006年は皆無だったもんなぁ。どうしても使いたい選手がいるのなら、コンバートさせずに使ったらよかったのに。中田とサントスのポジションをいじったのが火種では。トルシエみたく中村を外せばよかったのに。
読了日:09月20日 著者:金子 達仁,戸塚 啓,木崎 伸也

愛ならどうだ! (双葉文庫)愛ならどうだ! (双葉文庫)
タイトル最高。登場人物にあまり共感できず、また現実味もなかった。青春クライムノベルとあるけれど、青春ではないなぁ...。誰がどこにいて、何が起こっているのかがわかり辛い。解説の最後の最後でヒロインの名前が間違っていてずっこけた。2刷があれば直してほしい。
読了日:09月25日 著者:新野 剛志

心臓と左手―座間味くんの推理 (光文社文庫 い)心臓と左手―座間味くんの推理 (光文社文庫 い)
短い推理小説というのは重要なキーワードが分かり易過ぎる。読んでる途中である程度着地点が分かってしまう。久々の石持作品で楽しみにしてたのにちょっと拍子抜け。
読了日:09月29日 著者:石持 浅海