文をうまく書けるようになりたいなぁ...

 文章を読むということは疲れることです。何か物を読むことが大好きな人でも、読むという行為には少なからず労力を必要とするので、その読もうとしている文がつまらなかったり、長すぎたりすると読む気をなくしてしまいます。
こういった理由から物を書く時には何を一番に伝えたいのかをはっきりさせて、分かりやすく、端的に書くと読み手にすんなり読んでもらうことが出来るでしょう。
ただ、分かりやすく書く為に、些細なことは省いてしまったり、説明の面倒くさいところには触れなかったりと、書き手が一番「言いたかったこと」は伝わる文章になっても、書き手が本当に「感じたこと」を伝えるということはなかなか難しいことです。
 昨日僕は「MASTERLOWのライブに行ってきて最高だったよ!!」って事を伝えたくて伝えたくてどうしようもありませんでした。なので、「さすがMASTERLOW」って題名の基に書いたんですが、昨日のライブが「完璧」なライブかと聞かれればそうではなく、ミスもあれば*1客にバカな迷惑な野郎もいました。
 つまり何がいいたいかって言うと、(僕が言われたわけではありませんが)「あの程度で最高とか言ってる奴は厨房だ」とかそういった類の書き込みが許せないわけです。誰かが熱心になっているものをけなすことで得られる優位感。流行っている物をダサいと言えば、自分はその流行よりも先に、上にいる事になるという錯覚。
そういうことを言いたい気持ちも分かるし、実際「は?」って言うような(個人的に軽蔑したくなるような)趣味を持っている方々もいます。でもそれを本人に突きつける必要はないし、物の価値ってのは各個人が決めればいいことですから、気に入らなければ放っておけばいいんです。
 文章というのは受けて主導で、同じ文面からまったく違った意味を読み取っても、それは読み手の勝手です。「書き手がこんな人物だったら、この文章はこう取れるし、もしもあんな人物だったら、この意味はああいう意味なんだろうなぁ」なんて考えて読むと、文章を読むのも楽しくなってくるはずです。文章を書くということは難しいということを理解して、読み手の方から一歩踏み込んで、文章をより深く読むということが書き手と読み手の隔たりをなくす最良の方法なのではないでしょうか。

書き手の文章力と読み手の読解力。つまるところ、僕の文章力の無さを皆さんの読解力でカバーしていただけたら幸いです。ということですね。なんか高校の小論文の授業を思い出しました w

*1:ミスなんてたいした問題じゃないですが完璧だといえなくなる要因ではある