CCCD

 皆さんCCCDって知ってますよね?レーベルゲートなんていうのもあったりしますが、まぁパソコンに音源を取り込ませないようにしている技術です。でもこの技術は荒っぽくって、プレーヤーが壊れたりなんだりと色々問題があるようです。僕の周りで実際に壊れたって話は聞いたことないんですが僕も断固反対でした。それはipodユーザだったからで、自分のパソコンでCCCDでもmp3に変換できるものもあったんですが、出来ないものもあったからです。(MOSH PIT ON DISNEYってavexからでたCDがあるんですが、これは酷い。皆さんパソコンに入れないほうがいいですよ。勝手にプレーヤがインストールされるのはまぁよくあることなんですが、アンンストーラはネットから拾ってこなきゃならないし、何よりもこのCDをパソコンに入れてからパソコンがCDを認識しなくなってしまって何日か前に作ってあった復元ポイントまでシステムをロールバックするしかなくなってしまいました。)
 でも僕がパソコンを持っていなかったらきっとこの技術に対してそんなに反発しなかったんじゃないだろうかって思います。僕の環境では問題無く聴く事が出来るし、音が悪いって事も比較対照がなければ分からないわけですから。(あからさまにノイズが入っていたりしなければですが。)CCCD断固反対って人は世の中に数多くいるでしょうけど、まったく知らないアーティストのCDを聞かされて、CCCDか否かを耳だけで判別できる人間なんていないように思います。個人的にコピーをとる権利を侵害されていることに対しては間違っていると思いますし、むかつきますが、レコード会社としては、売り上げが落ちている原因をmxやwinnyのせいにする気持ちも分かります。だからそれに対処するのも当然といえば当然じゃないですか。今回はたまたま対処の仕方に欠陥があったから、ユーザに反発する隙を与えてしまっているわけですが、もしも何の弊害も無い技術でコピーを制限する方法を完成させていたとしたら、反対してくるユーザは本当にいなくなるんでしょうか?
 少し前にavexsony(だったかな?)が、もうユーザの皆さんにも著作権侵害の意識が根付いた頃だとかそんなことを言って、CCCDの適用をやめていくって言う内容の発表がありました。
違うだろと。著作権に対する云々じゃなくてipodが爆発的な人気商品になったからだろ。若者がいっせいにipodを使い始めたら、HDにコピーできない音源の需要が減っていくと思ったからだろ。
とユーザの僕は思い、きっとレコード会社側はCCCDの文句を言っている人のことを、不完全な技術でプレーヤが壊れるだの私的コピーが出来ないのはおかしいだのじゃなくて、ファイル交換ソフトで落としにくくなるのが嫌なんだろうが。と思っていたに違いないと思います。