はじめから最後まで好きな人

prosugi2008-05-20

永作博美が大好きです。出会いはもう10年以上前。中学生になって「深夜ラジオを聴きながら勉強をする」という行為がしたいが為に机に向かいラジオをON。静岡で一番粋なラジオ局はK-Mixであるからして、僕がそれを聞くのは必然だったと思われる。
永作博美のG1グルーパー
まだ覚えている人はいるんだろうか。東京FM系で深夜1時から深夜3時までやっていた帯のラジオ番組で、永作は火曜だか木曜だかにパーソナリティーを勤めていた(当時はDJなんて言わなかった様に思う)。
初めて聞いた深夜ラジオから永作の声。僕はそのラジオと永作に夢中になった。
芸能人になんて興味がなくて、友達同士で繰り広げられる芸能人では誰が好きだっていう会話に加われずにいた僕が満を持して持ってきたカード「永作博美」。当時僕の周りではスピードの誰だとか、アムロだとかMAXだとかが人気だったので誰も彼女を知りませんでした。何を隠そう僕も顔も知らずに好きだって言っていた。
実際好きなんだから何の問題もないのだけれど、中学生が言う芸能人の誰が好きかという話題は主に顔の事であるから、顔を見るまで不細工だったらどうしようという思いを秘めつつ、それでも永作博美好きの看板は下ろしませんでした。
そして初めて顔を見ることになるのは、深夜番組に憧れてASAYANを見始めた中学3年生頃だったと思います。ナインティナインの二人とともにメインの司会をしてる女性の名前が永作博美。好きになる人を間違えていなかったって感動すら覚えました。
前後関係は忘れてしまったけれど、やはり学校が始まるとその時間帯のラジオを聴き続けることはできなくて、かなり久しぶりにまだやってるのかな?ってラジオをつけてみると最終回だった。はがきかファックスかを読みまくるという企画で、食べ物の組み合わせでおいしくなるものを紹介するコーナーをやっていた。「飲むヨーグルトと牛乳を1対1であわせるとおいしい」という投稿があったのにスタジオに牛乳が無くて、スタッフが買いに行っている間「牛乳は基本でしょう〜」と悪態づいていたのをよく覚えている。そして出来上がったものをおいしい。と。朝ごはんにいいかも。とか言ってたなぁ。
そして最後に泣いていた。泣きながら最後の最後「これだけは言わなくちゃ、、明日は国分太一君です」って言った。名前と声しか知らなかった国分太一が嫌いになった。最後の言葉を奪われたから。
それから今年の初め、待ちに待った人のセックスを笑うなを見た。隣の彼女に気付かれないように気を付けながらずっとニヤニヤしていた。居間に彼をみつけて発した 「あら」 草履をみせて 「覚えてたんだなー」 最高すぎる。
原作は読まないことにした。