写真でお茶を濁そう

取捨選択の結果だとはいうものの、ネットの向こう側には村上春樹を待ち望んでる人がこんなにいるし、ガス・ヴァン・サントを話題に上げている人が沢山いる。実際の僕の周りには全然そんな人が現れなくて、1973年のピンボールって言っても何の事だか分かってもらえないだろうし、エレファントなんて観ている人はきっといない。
もう多少諦めていて、現実でそんな話をしようとはあまり思わなくなった。でも、かつて一度だけ現れた事がある。
この続きに書きたい事があるのだけれど、僕にはそれを書ききる力がないようだ。何日かぼんやり文を眺めてみたけど、まるでだめ。スターがもらえるくらいの文章は書けるようになったか、なんて思い上がり始めていたけれど、なんかもう、全然だめだ。
短編こそがすばらしいなんてほざいてたけど、長編を書く力があってこその言葉だよな。創造できない分際だって、分かっていたはずなのに。
文学フリマで買ったりもらったりしたものを段々読み終えたてきた。僕の直感は正しくて、紀尾井文学さんがすばらしかった。谷 直大さんのファンになりました。「Phycodurus eques」という話がいい。読み終えたら笑顔になった。あとは全然小説的なものを期待していなかったつヤ部報の「水はもうない」というmirakuiさん作の話。あたりでした。
ゴールデンウィーク、予定していた旅行がひとつ潰れた為、前からずっと行きたかった高野山に行ってきた。載せてなかったからその写真を。無駄に沢山張るのでたたみます。